ビジネスツールとしてのメールアドレス
仕事の連絡方法と言えば、もはやメールが第一に来るのではないでしょうか?
連絡事項、資料の添付、写真画像の添付、などなどとても便利なツールがメールです。
メールアドレス使用終了
社員が退社された時に、その方のメールアドレスはどうしていますか?
セクションの代表メールなど、設定したけど実際には使用していないメールアドレスなどはありませんか?
使用していないメールアドレスをそのまま放置する行為はとても危険です。
世界中のハッカーは使用していないメールアドレスを物色しています。
もちろん人間が目視で探すのではなく、専用のロボットを使って24時間、365日、インターネットの世界を探しているのです。
ハックされるとどうなる?
使用していないメールアドレスを見つけたハッカーは、今度は解析ロボットを使ってIDとパスワードを突破しようとします。
毎日のように使用しているメールアドレスであれば、この時点で不審な動きに気づきます。
しかし、使用していないメールアドレスの場合、発見が遅れます。
ハックされたメールアドレスは、スパムメールの発信源として悪用されます。
そして何万通というスパムメールが送信されます。
サーバー停止の危険性あり
同じメールアドレス、同じサーバーから連続してスパムメールが送信されると、相手側のプロバイダや相手側のサーバーがセキュリティを発動します。
具体的にはスパム発信源のメールアドレス、ドメイン、サーバーを順次ブロックします。
メールアドレスブロック
ハックされたメールアドレスをブロックするため、メールが相手に届かなくなります。
ドメインブロック
企業ドメインごとブロックされるため、他の社員メールアドレスもスパムと認定され、届かなくなります。
サーバーブロック
サーバーのIPアドレスでブロックされるため、同じサーバーを利用している他社のメールアドレスもスパム認定され、届かなくなります。
ここまでくると非常事態となり、サーバー元から利用停止処分になる可能性がでてきます。
まとめ
目に見えない部分なので後回しになりがちですが、使用終了となったメールアドレスは、すぐに削除するのが自己防衛手段としてベストです。
ご不要となったメールアドレスは、お早めにご連絡ください。
安全で快適なインターネット環境のため、ご理解とご協力をお願いします。