いきなり夢も希望もない話ですが、
個人事業主として開業しても
最初から儲かるケースはとても少ないと思います。
この記事では、
個人事業主歴22年の私が実体験を元に
個人事業主の収入と経費について確認すべきポイントを解説しています。
個人事業主スタートアップの実態
同じ業界で実績があっての独立開業なら
今までの顧客を引き抜けるかもしれませんが、
仁義的にできない業界もあります。
つまり、顧客も新規開拓しながらのスタートアップになります。
ポイント
- 新規の顧客を開拓
- 引き抜きはNGの場合あり
- 作業をしながら営業もする
収入には波がある
個人事業主の収入は月額固定制ではないので、
毎月変動があります。
大きな仕事が完了したら売上も大きくなりますし、
翌月に仕事が長引けばその月の売上は当然少なくなります。
年間を通してどれくらいの売上が出ているのか?
自分の財務状況を把握しておくと後から慌てなくてすみます。
注意ポイント
毎月の売上は確認しよう!
常連客は大切にしましょう
定期的に注文が入ってくるようなお客様は神様です。
多少のワガママも聞いてあげましょう。
でもある時突然別れがやってきます。


個人事業主ならよくある出来事です。
そんな場面でも嫌な顔をせず、
爽やかにお礼を言いましょう。

もしかしたら、再開する可能性もありますからね。
最初から多角化しておくべき
そんな突然の打切りも想定すると、
ある程度、自分の商品を多角化しておくべきです。
メイン商品1本だけだと、
それが打ち切りになった場合に悲劇です。
商品リスト
- ホームページ制作
- レンタルサーバー
- ドメイン管理
- メールアドレス管理
- WordPress保守管理
- 名刺作成
- パンフレット作成
- 画像作成
- ロゴマーク作成
- ブログ運営
- アフィリエイト
こんな風に最初から商品をたくさん用意しておくと
一つの商品が不振になっても他の商品でカバーできるからです。
経費を見直す
仕事も順調に頂いているのに
忙しいばかりで儲からない。
個人事業主でよく聞くセリフです。
このケースによくある原因は経費の使いすぎです。
「儲からない」=「利益がない」
売上高-経費=利益
売上高があるのに利益が少ないということは、
経費が大きいのです。
じっくりと経費の内訳を分析するといいです。
毎月の経費
- 事務所家賃
- 水道光熱費
- Mac購入費用
- アプリ購入費用
- 書籍代
- 接待交際費
- 旅費交通費
確定申告の時に初めて分かるというは
経営者としてもったいないです。
経営改善のチャンスを見逃しています。
できれば毎月エクセルで確認できたら最高です。
私が自作したエクセルシートも今後機会があれば、
無料公開していくつもりです。
固定費を見直す
経費の中でじわじわと効くのが固定費です。
毎月、必ずかかる費用なので、
固定費を見直すと財務状況が好転しやすくなります。
要注意の固定費
- 事務所家賃
- 人件費
- アプリのサブスクリプション
これらの固定費は、すぐに切り替えるのが困難なため、
ついつい後回しになりがちです。
リモートワークが進んできた現在なら、
思い切った改革も可能だと思います。
思い切った見直し案
- 郊外の事務所
- 事務所なし
- 社員ではなく外部委託
- 固定電話なし
- FAXなし
借入金は最後の手段
どうしても資金繰りがつかない時は借金です。
借金は最後の手段と思ってください。
なぜなら「借りたら返さないとならない」からです。
しかも利子が増えます。
借入金=返済額+利子
今までの仕事量で赤字だったのですから、
今まで以上に稼がないと返済できません。
帳簿上、借入金の返済は経費にはなりません。
利益から返済する必要があります。
今日のまとめ
目標を決めて、計画を立て、責任を持って実行する。
ここらへんが個人事業主の醍醐味でもあります。
お金の悩みも自分次第で改善できます!
夢と希望を持って個人事業主を開業したのです。
たくましく生きていきましょう!
すべての個人事業主が成功して
幸せに生活できる事を応援しています!